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健康を考えた植物性ジェラートの可能性
ジェラートはイタリア発祥のもので、古くから多くの人に愛されています。
基本的に乳製品の牛乳、生クリーム、スキムミルクをベースとし、様々な食材を組み合わせて作ります。
ベースとして使われている乳製品は、それぞれ風味以外にも、ジェラートらしい質感、骨格、コク、なめらかさなどを出す役割があります。
乳製品がジェラートに与える風味も役割も大きく、単純に乳製品を植物性品に置き換えることは難しいのですが、イタリアンジェラートの基本的理論をもとに、独自の配合レシピバランスをお教えしています。
乳製品のジェラートよりも植物性ジェラートの方が、扱いに手間がかかりますが、それ以上に植物性ジェラートの存在価値は高いと思います。今後健康志向がますます高くなり、植物性製品のニーズも増え、価値のあるものとして選ばれる理由にもなっていくでしょう。
ジェラート作り自体は難しくありません。
考え方とレシピの立て方がわかれば、さまざまなフレイバーも作れるようにもなります。
作りやすさ、味など、総合的に判断し、植物性ミルクは、主に豆乳とココナッツミルクを使っていますが、オーツミルク、アーモンドミルクなどの他の植物性ミルクで作るためのバランスについてもお伝えしています。
植物性ジェラートは健康ジェラートとしての位置づけなので、グラニュー糖などの白い砂糖ではなく、てんさい糖を使っています。またジェラート用安定剤は使いません。
リピートされるオリジナルジェラートを手にれる
今後ジェラート店は増えていき、ジェラートが身の回りにあることが当たり前になっていくでしょう。
そんな中で、カフェなど飲食店で、お店の特徴を活かしたり、他ではないようなオリジナルの自家製ジェラートメニューに、より興味や魅力を感じるようになっていくでしょう。
この先、世間の健康意識が高まっていくほど、植物性の自家製ジェラートは価値が生まれますが、健康志向でない方にも響くジェラートでなければ成り立っていきません。
リピートしていただくために、健康的で美味しいだけでなく、どのように魅せるのかも大事になってきます。
ジェラート提供は、目的と狙いをもってフレイバーを選んで作っていく必要があるでしょう。
貴方のお店で生きるジェラートは、どのようなものが考えられるのか、また他のものとどう組み合わせていくのかなど、ジェラートを全体的に捉えるフードコーディネイト的な視点も学びます。
基本ジェラートからアイデアを広げる
8種類のジェラートをデモンストレーションスタイルで作りながら、作り方のポイント、レシピの組み立て、材料と出来上がりの関係、ぞれぞれのレシピから、どのようなフレイバー展開ができるのかを学びます。
さまざまな食材をジェラートにすることが可能で、季節や行事やイベントに合わせたもの、こだわり食材、オリジナル食品を使ったものなど、可能性は無限です。
受講される方からは、多種フレイバーを同時に食べ比べられるメリットは大きいとお声をいただいています。
試食をしながら進めていくことで、材料配合など、レシピを自分の味覚感覚でも落とし込みながら学びます。
また、イタリアの大人ジェラートの楽しみ方として、アルコールとジェラートの合わせ方や相性の良いリキュールも教えします。
ジェラートを教えるという提供の形
ジェラートを「教える」「体験させる」という形で提供することができます。
これからの時代は、体験への価値がますます高くなっていくので、オリジナルのジェラート使った体験を提供することが可能です。
カフェで「ジェラート教室」「パフェ作り教室」は、話題性やお客さまのSNS投稿など、お店の宣伝効果にもつながるでしょう。
ジェラート教室の先生ならば副業的に小さく始めることも可能です。
教室であれば、店舗も保健所の許可を取るための設備も必要ありません。
ジェラート教室はまだ一般的ではなく、行なっているところは少ないです。
特に植物性で魅力的なジェラートが提供できれば人気の教室になるでしょう。
すでに、お料理、お菓子、パン、アイシングクッキーなどのお教室をされている方は、自分の得意分野とジェラートの掛け算で、他にはない喜ばれるクラスメニューを作ることが可能です。
特に焼き菓子やパン類とジェラートの相性は抜群なので、すでにグルテンフリーのメニューを取り入れていれば、素晴らしいコンビネーションメニューの提供が可能だと思います。
私自身、料理教室を20年以上行ってきました。教室に向いたジェラートについてお教えいたしますし、教室メニューの組み立てや、流れ、段取り、必要品など、メニューの考え方についてもお伝えいたします。
基礎講座のジェラートを使ってスティックとサンドを作る
応用講座は、実習形式で行います。
1日目の集中講座で作ったジェラートを使い、スティックやクッキーサンドを作ります。
見た目も印象的で、トッピングの工夫で季節感やイベント的な雰囲気を出すこともできます。店内での提供として、食べ歩きのテイクアウトメニューとして使えます。
スティック用のトッピング、サンド用クッキー、チュイールというナッツのキャラメル薄焼きを作ります。
焼き菓子は、小麦粉を使わずグルテンフリーレシピで、植物性のみの材料で作る、プラントベースでグルテンフリーです。
お菓子作りをしたことがない方でも作れるシンプルで簡単な実践的なレシピです。
ジェラートの様々な使い方
飲食店内での提供に、型を使うとオペレーションが楽で形が決まりやすいです。
シリコン型でジェラートをミニアイスケーキ風にすることもできます。
また、夏季はドリンクメニューとしても活躍できます。
フラッペ(ミルクシェイク)、フロート、グラニータについても学んでいきます。
たとえ同じ目的で参加されていても、取り巻く状況は人それぞれで、お店によって違います。コンサルティング的な内容も含めた情報を得ることができます。
写真は美味しそうに撮る
私たちは見た瞬間に多くの情報を脳で受け取ります。視覚からの情報は早く、食べたいという感情を瞬時に動かします。
インスタ、YouTube、ショート動画から人が情報を影響を受けるように、これからますます視覚から情報をとる流れになるでしょう。
食べたい!美味しそう!と心が動く写真でお店やSNSで宣伝することは必須のスキルとなります。
思わず食べたい!と感じるジェラートの写真の撮り方を学びましょう。
光の当たり方で、写真の印象は大きく変わります。
スマートフォンとミラーレスカメラを使って実際に撮り、画像調整もやってみます。
アフターフォローで安心
講座の情報は非常に多いので、講座後に分からないことがあれば、気軽に質問していただけるようにしています。
メールでの質問のやりとりは無料で行っています。
多くの質問のやり取りのある方、1年以上経ってから初めての質問が来る方もいらっしゃいます。
学びの習得に不安がある方もいらっしゃいますが、個人講座だからこそ、理解度や状況に合わせて内容を選んでお教えしますし、後から気軽に質問していただけるので安心してください。
時間をかけて相談をしたい場合は、30分5,000円でオンラインで相談を承ります。
使用するジェラートマシン
基本的には、業務用のジェラートマシンを使って作りますが、参加される方の目的に合わせてフードプロセッサー、保冷ポット式のアイスクリームメーかーも使います。
保冷ポット式アイスクリームメーカー